急に太陽の塔を見たくなったので。だったら二条城も見たこと無いし、突貫で関西旅行しようと思った次第。
意図して気をつけたのはこのあたり
- cocoaはインストール済み
- マスクは3日分+予備1つ
- 入室時にアルコール消毒があれば必ず使用
今回のプラン
- 二条城を見に行きたい
- せっかくだし醍醐寺行く?
- 平等院も行っちゃう??
- 太陽の塔から伊丹空港に向かってフィニッシュ
あとこの記事に触発されたのも大きい。
1日目
二条城
びっくりするくらい城だった。はじめはお城・・・なの??と思った。だって外観がキレイめじゃん。それに徳川の時代は武官よりも文官ってイメージあるし。
いざ近寄ると、お堀が二重で攻略無理ってなるし、登ろうものなら塀の上から処理されるし、侵入経路は限られるし、その橋も木製だから有事には落として籠城できるし。要塞じゃん。
二の丸御殿に入った。畳が広い。上洛した将軍と御一行を収容するとなると、必要なのだろう。ふすまが豪華、なるほどこういうところに投資するのね。
天井の模様とか、柱や瓦に家紋があったり、これが国の主の家かーってなった。
ちなみに客入りは少なめ。近隣の駐車場にはかなり余裕があった。そして館内にはサーキュレーター、ところどころダクトで換気。
どうでもいいけど「御朱印帳は受け付けてません城なので」「でもそれらしい台紙は用意しています」みたいな案内があって笑っちゃった。
神泉苑
例のサイトで紹介されていたおしゃれスポット。二条城の目の前。京都感ある写真が撮れて満足。
学がないので感想がザツ。空海が雨乞いしたとこかー、源義経が静御前と出会ったとこかー、みたいなことを現地の案内を見て知る。
ちなみに翌日、神泉苑に行って良かったと知る。
京都国際マンガミュージアム
なんとなく行ってみたかったので。元が学校なだけあって、壁や床の雰囲気がかなりそれっぽい。
体感としては「漫画だけの図書館」「(いつぞやにあった)漫画の殿堂が実現されたのかな」というところ。
ミュージアムショップがほぼ「アニメグッズの店」だったのは心残り。ミュージアム限定のナニカをもっと全面に押し出してもよいのでは。。
あまり長く居られる時間でもなく、そもそも漫画を読まないタイプなので、1時間ほどで撤収。『風都探偵』の1巻だけ読んだ。正統なW続編でとても良かったです。
伏見稲荷大社
ひとが少ないって聞いたので。体感としては「カメラに映り込む心配もないし、視界に何組か見えるから夜道も安心」かな。
人が少ないと本当に「地元の神社」という印象を受けた。
それと夕食ついでに寺田屋も見てきた。
2日目
醍醐寺
ここも例のサイトで見たので。弘法大師を開祖とする真言宗、の醍醐派の総本山とあってかなり見どころがある。質も量も充実していて満足度が高く、体力をごっそり持っていかれた。ここ団地の先ですよね。。
庭がとても美しい。仏像が多数公開されていてありがたさを感じる。和室は落ち着きがあって「二条城のそれは武家であった」と思い知る。
実は十数年前に修学旅行で来たことがあった(どういうわけか自由散策の圏内ギリギリのここを選んだ)場所でもある。入り口と五重塔の記憶はあるけど、それ以外は覚えがない。来てよかった。
ところでこの表情かわいくないですか??
平成30年9月の台風被害の写真があって、かなり傷ついたことが伺い知れる。かつての修行場所も壊れたまま手つかず。頑張って復興してくれと思いながら賽銭箱に向かう。
御朱印を頂いたんだけど、偶然にも神泉苑のとなりに書いてもらうことに。「神泉苑さんに行ってきたんですか!」言われたのはそういうことか。。
平等院鳳凰堂
流れで行けそうだったので。「定番のを見る・写真を撮る」だけでも楽しい。仏像をじっくり見たり、それを感じながら解説を読めるのも現地ならでは。
源頼政公の墓所もあって、なんだか神泉苑とのつながりを感じる旅となった。
内部の見学は90分待ちの案内。醍醐寺で疲れていたので、またの機会にする。
お昼ごはん
茶そば食べた!大阪に向かう!!
大阪市立美術館
動物園は事前予約?が必要っぽかったので隣接する美術館へ。
「大阪の仏像」「中国の石像彫刻」はじっくり眺められる&背面も見られるのが良かった。「島成園展」は作品から大正時代の女性の服装(といっても遊女の和服)を伺えて面白かった。
午前中にエネルギーを使い切ったので足早に切り上げる。
通天閣
見てみたかったので。「テレビでみたやつ」以上の感想が出なかった。このへん治安がちょっと怖い。
日本橋(オタロード)
こういうのでいいんだよこういうので。次は秋葉原でいいやってなった。
夜ご飯はビジネスホテルで月見バーガーで京都を感じていく。
3日目
太陽の塔
朝から太陽の塔へ。岡本太郎記念館に行って以来、見てみたさが膨らんでいたので。
11:30のチケットを予約し、案内の通り11:10に受付へ。すぐに塔内に案内していただけた。階段を登りながら生命を感じ、左右の腕で改めて塔の大きさを感じ、下りの非常階段では製作過程のパネル展示を眺める。2年8ヶ月で設計から完成まで?頭おかしい。
にしてもでかい。右腕が緊急避難場所ってどういうこと?当時は鉄骨の歩道&展示があったんだと。スケールがでかい。。
EXPOパビリオンでは当時の賑わいを感じることができる。鉄鋼館自体が劇場で、ステージの様子を再現してあったのは見入ってしまう。音楽と照明を組み合わせた演出って、まさに00年以降のライブシーンでは。(ところで照明機材がLED照明で、ときおり未来というか現代を感じて笑っちゃう)
それはそうと大阪万博の映像未来すぎない?高度経済成長の勢いと、ウッドストックの流れが混ざりあったような、半年間の夢の国じゃん。戦争含めて世界の情勢を受けての万博だろうから、もうこんな混沌とした空間は作れないと思う次第。当時の20歳が今では70か。どうなるんだろ2025。行きたいな。
国立民族学博物館
実は予定になかった。モノレール内で服飾展示の案内(汎用CMかな)を見て軽く寄ってみることに。
生活の根底に食があるとすれば、その場所ごとの自然環境があり、道具や服装の素材も違うし、生活には信仰や宗教が密接に関わるし、祭事は音楽と関連する。どれも相互に関わりがあって、それを見やすく構成して展示してくれている。それも地域ごとに。
こんなん楽しすぎる。太陽の塔を見るだけのはずがトーテムポールとアステカの石像を眺めて帰ることになるだなんて。
・・・とてもふらっと足を運べる場所ではなかった。展示物多すぎ。民族学舐めてた。ここは研究施設だ。万博でエネルギー使ってる場合ではない。また来ます。
博物館を満喫してしまった。昼食を食べる余力もなく、万博公園からサクッと伊丹空港へ。帰りは空路。
まとめ
当初の目的は太陽の塔と二条城。現地で思いつきで動いた割に、充実した3日間であったと思う。なんとなく行きたくなってから5日後には出発、代休やらのタイミングが良かった。gotoと感染症対策のバランスを伺いつつ、年に1回2回くらいは遠出したいものである。
訪問日:2020/09/12(土)~14(月)
アクセス:往路は電車で京都駅、復路は伊丹空港